訪問リハビリ・マッサージのアッピー治療院(上尾、足利、高崎)

健康コラム

2022年5月

こんにちは!
アッピー治療院の倉地宏幸です。
GWという大型連休も終わり、連休明けの勤務や通学に悩まれる方も多いのではないでしょうか。
春は生活環境が大きく変わる季節です。
新生活からの緊張状態が続いている時にGWのような連休になることで緊張が一気に緩み、連休明けから「身体がだるい」、「やる気が出ない」、「物事を悲観的に考えてしまう」、「食欲が出ない」などの心身の症状が現れることがあります。
これを「五月病」といいます。
五月病は、正式な医学用語ではありませんが、一般にこの季節に学生や新入社員に特に起こりやすいためこう呼ばれています。放っておくとうつ病に発展してしまうケースもありますので気をつけなければなりません。今回はこの『5月病』について取り上げていきます。

5月病を未然に防ぐには、その原因を理解することが大切です。
原因として考えられているのは、環境の変化や人間関係から生じるストレスにより起こる交感神経と副交感神経のバランスの崩れです。
通常、身体を活発に動かす時は交感神経が働き、身体を休める時は副交感神経が働き、お互いにバランスを取って身体の状態を調節しています。
しかし、新生活をスタートさせるなどの環境の変化でストレスがかかり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、だるさや倦怠感、疲れが取れない、眠れない、不安になる、イライラするなどの症状が現れることがあります。
新年度など環境が変わる時期はいつも以上にセルフケアを行い、自分自身を労ることが大切ですね。

せっかくなので聞きなれない方には少し難しいお話にはなりますが、東洋医学から考える五月病の原因もお話しておきます。
東洋医学では、内因による病変(主に心の状態が過剰となることが原因となり、身体に影響を及ぼしているもの)が関わっていると考えられ、怒(ど)、喜(き)、思(し)、憂(ゆう)、恐(きょう)、悲(ひ)、驚(きょう)の七つの感情の内の思(し)が原因とされています。
新たな人間関係や仕事に対して思い悩む時間が増えることで思(し)の感情が過剰となり、五臓の脾(ひ)や、心(しん)を傷つけてしまいます。
脾(ひ)の機能低下は、食物からエネルギーを得られない状態や身体の抵抗力を招く原因となり、心(しん)の機能低下は精神や意識をコントロールする役割をうまく果たせなくなります。
こうした状態を改善するためには脾(ひ)と心(しん)のエネルギーを補うことが大切になります。

では、5月病を未然に防ぐための対策はどうすればよいのか。。。
今回もいくつかご紹介していきます。
是非参考にしてみてください。

1. 睡眠の質を上げ、しっかりと休養する

質の良い睡眠によって、体内の修復を促す成長ホルモンが多く分泌され、疲労回復が促進されます。
また自律神経も整いストレスが軽減されます。

2. セロトニンを上手に分泌させる食事を摂る

セロトニンは神経伝達物質で精神を安定させる作用を持っています。
セロトニンが不足すると気分が落ち込んだり、不眠等につながる場合がありますのでセロトニンを分泌させる炭水化物、アミノ酸、ビタミンB群の栄養素を摂るようにしましょう。

主な食材:肉や魚、大豆、牛乳、バナナ、さつまいも、南瓜、ご飯、パンなど

3. 人と話す、相談する

人と話すことで気持ちが和らぎ、不安やストレスから解放され、心のバランスを整えるセロトニンの分泌を増やします。

4. リラックス法を取り入れる

ご自身に合ったリラックス法を取り入れ、疲労を蓄積させないことが大切です。
簡単にその場で出来るリラックス法は深呼吸!
呼吸を整えることで血中の酸素を増やし筋肉の緊張を緩め、心のバランスが整って気分がすっきりします。
また、ツボを刺激することで脾(ひ)と心(しん)のエネルギーを補うことが出来ます。
脾(ひ)のエネルギーを補うには足三里(あしさんり)がオススメです。
脛の外側で膝の皿の下端から指4本分下にあります。
また、心(しん)のエネルギーを補うには神門(しんもん)がオススメです。
手首のしわの小指側で、手首を反らすとくぼみができる部分にあります。

 

如何でしたでしょうか。
いくつか5月病の対策をご紹介させていただきましたが、日頃から疲労やストレスを溜めず、ご自身にあった対処法を見つけておくことをオススメします。
もし似た症状が出ましたら、お気軽に当院までお問い合わせくださいませ。

 


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