訪問リハビリ・マッサージのアッピー治療院(上尾、足利、高崎)

健康コラム

2023年1月

こんにちは!
アッピー治療院の倉地宏幸です。

1月になり、より寒さが厳しくなってきましたね。
身体が冷えやすくなり、夜中寝ている時など急に足がつることは、ありませんか?
一体何が起こったのかと驚くことと思いますが、これは足が不調を訴えているサインです。
今回はこの『足のつり』についてお話していこうと思います。

足がつるのは、神経伝達の不調から筋肉が伸縮バランスを崩して異常な収縮を起こし、元に戻らなくなった状態を指します。
痛みが生じる状態を「こむら返り」と呼ぶこともありますが、きっかけは様々です。
運動している時につることもあれば、寝ている時に突然つることもありますが、一般的に運動時による筋肉の疲労や、身体の冷え水分不足加齢妊娠によって足はつりやすくなります。

このように急に起こる『足のつり』に対して、しっかりと予防することが大切です。
対策をいくつかご紹介していきますので、是非参考にしてみて下さい。

対策法

  1. 規則正しい生活
    規則正しい生活を送ることで足がつるのを予防することができます。
    一日三食、日によって時間を変えず同じ時間帯に食事を摂ることを心がけましょう。
    また、お酒の飲みすぎも脱水傾向になり足がつりやすくなるので控えましょう。
  2. 足湯や入浴をして身体を温める
    足湯は足の血行を促進するだけでなく、足裏に溜まった老廃物の排出効果や、足のツボを刺激してくれるといった効果もあります。
    特に湧泉(ゆうせん)は、冷えやむくみ、疲労回復に効果があるのでおススメです。
    他にも三陰交(さんいんこう)は生理痛や更年期障害などにも効果が期待できるので女性におススメです。
    入浴しながらツボを押すと更に効果的ですので、水分補給を忘れずに、ゆっくりと温まりながら行ってみて下さい。
  3. 適度な運動
    筋肉の疲労により足はつりやすくなります。
    足がつりやすい方は運動不足になっている方がとても多いです。
    日頃から身体を動かす習慣をつけておくと筋肉が疲れにくくなり、足がつりにくくなりますので、1日の中で身体を動かす時間を作っておくと良いでしょう。
    運動時は、特に水分補給(ミネラルが含まれたスポーツドリンクがおススメ)を忘れず行い、こまめに水分を摂るようにして下さい。

今回ご紹介したツボ

  • 湧泉:足指を足底側に曲げると足の裏に人の字が現れ、その交点の凹み。
  • 三陰交:内くるぶしから指4本分上の位置で、すね内側の骨のきわ。

足のつりの一因は、血液中のイオン(電解質)バランスの乱れから起こると言われています。
普段から適度な運動やマッサージで予防しましょう。


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